トワンと鳥が見つめあっている距離と角度が素敵だ。
今日ガハクは、山でキジのような大きな鳥の姿を見たそうだ。ヤマドリかもしれない。ずっと以前にこの裏山でヤマドリに出会った。その鳥と来たら、犬を連れた私たちの後をずっと家まで付いて来たんだ。縄張りを主張しているにしては随分しつこいし、距離が近過ぎて変な鳥だった。それから数日経ったある朝、庭にバサバサバサと大きな羽音がして、ヤマドリが飛来。たぶん同じ個体だと思う。
その時連れていた犬は、トワンじゃなくて、先代犬。犬の方も不思議な気持ちがしたのだろう。吠えたりせずに、トコトコ一緒に家まで歩いていたっけ。
私たちのことを森の梢の間からじっと観察している動物や鳥がいるようだ。(K)
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