2020年5月22日金曜日

筋肉痛と心配症

順調に回復して来たガハクだが、今朝は深く息もできないほど背中が痛いと、胸を押さえながら起きて来た。昨夜調子に乗って腕立て伏せを15回もやったのがいけなかった。肩甲骨の周りを指圧したりマッサージしたり、、、やっと少し楽になったところで朝食。

鎮痛剤が効いて来たので、山に一緒に竹を取りに出かけた。胡瓜とトマトの支柱にするためだ。

ガハクは毎日山に出かけているが、私は冬の薪拾い以来だ。久しぶりに登る林道はブルドーザーで均されていて歩きやすかった。ガハクの足取りは軽くて速い。胸と背中の筋肉をほぐす為にはもっとゆっくり歩いた方がいいよ。そう、いっしょに話をしながら歩くと楽しいじゃん♪

竹が林道のずっと奥に勝手に生い茂っている。 種が飛んで来たんだな。そのうち道を塞ぐほど増えるぞ。ゴリゴリゴリ、、、チョンチョンチョキン、、、ガハクの鋸、私の剪定鋏が白い人の谷に響き渡った。

 「これから30年経ってさ、何事もなかったねってことになるよ。あんなに心配していたけど、楽しくやって来れたねって。2回倒れてもさ」とガハクは未来を予見する。
え、2回も!ま、何度でも戦いましょう。

午後も一人でまた山散歩に出かけたそうだ。山の中には前には見えなかった美しい色や空気や味わいや匂いがいっぱいあるのだそうだ。ガハクが描いている白い馬の胸が優しく強いように、夕食の時には腹式呼吸でなら深く息ができるようになっていた。鍛えることと回復することが凌ぎを削りながら互いを支え励まし合って前進している。動かないものは固くなって生きているようですでに死んでいる。(K)


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