今日の結果はこれだ。
僕が救急車で運ばれる直前まで使っていたこのパレットを入院中にKyokoが掃除してくれたのを思い出す。あの時はもっと絵の具で汚れていたがこんな感じだった。それ以外にパレットを掃除させた事など一度もない。いい思い出になるんだろうか。
現実の過酷さに比べれば絵は夢想の中にあると思えたが今日それも又違うような気がして来た。これも一つの過酷な現実かもしれないと。鳥のように歌うように絵を描けるなら夢想は続くだろう。そうできない画家はやはり現実の中にいるしかない。いやそうあるべきだろう。過酷な現実に向かわねば本当の絵は描けないはずだ。
勇気を出せ。(ガハク)