今日も朝から製材所の焼却炉で廃材を燃やした。ゴーゴーと燃え上がる炎を見つめたり、裏手に広がる渓流を眺めたりしながら火の番をした。
午後は製材の手伝いもした。子供の頃に見ていた製材所で働く人たちの姿を思い出しながら、帯鋸の下手に待機。カットされて出て来る切れ端を運んだり、前に回って次の板をセットしたり、1時間で40枚の板材が完成。昔は製材所の子と呼ばれていたけど、やったのは初めて♪
午後3時。今度はうちの庭に移動して、枯れてしまった松の巨木の伐採作業。チェーンソーの音が近所じゅうに響き渡る。ガハクと二人でロープで引っ張ったら、無事に予測した方向へとゆっくり倒れた。さらに40㎝に輪切りにしてくれたので、丸太の椅子が12個もできた。
皆の意欲と意思が一致すると、いろんなことが出来る。
夜になってガハクの部屋を覗いたら、絵の中の人が笑っていた。今日4本のパンが焼き上がって、天使と社長に降らせることができた。楽しさと喜び。月と太陽。今日のようにあたたかな光に包まれていると、何をしても愉快だ。(K)