素晴らしい彫刻には色がある。つまらない形は石の色のままだ。だから石が透き通るまで磨いてみたかった。ノミ痕の白い線を消して行くと、、、果たしてどうなるだろうか?
表情が穏やかになった。奥行きが出た。静かさが増した。
昔の人が皆でやっていたことを独りでやっている。長い時間がかかるけれど、この目で探し、この手で試したことは決して忘れることはないだろう。歩いたことのある道は覚えているものだ。(K)