昨日、ガハクがオレンジの皮を剥くのをじって見ていたら、もう手が震えていなかった。
「指に力が入るようになったよ」と、自分でも驚いていた。
今朝、紅茶のティーバックに張り付いた糸を引っ張ったら、袋に小さな穴が空いてしまった。その糸で穴を縛って塞ぐことにしたガハク、「おゝ結べた!」と、喜んでいた。
今日の山散歩。足下のどこに足を置くか考えながら歩いたそうだ。石ひとつ草ひとつ乗るか除けるか。前方を塞ぐ小枝は屈んで通るとか。「ドカドカ降りるよりずっと安全だ」と言う。
刀の素振りは、両側に足を開いた状態で振るより、前後に足を開いた姿勢での方が難しいそうだ。蹲踞から立ち上がるより、片膝立ての状態から立ち上がる方が筋力が要るのと同じかな。
翼は肩を覆い、さらに腕も包むように彫っている。ガハクの手に力が戻って来たから、背中をもっと力強くしたいのだ。(K)
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