今朝ガハクは、チェーンソーの目立てから始めた。隣との境界に生えているヒバを伐る為だ。二人ともヘルメットを被った。おが屑が飛ばないように、地境に竿を立て、シートも張った。
うちのチェーンソーは電動でパワーがないのだけれど、今日は切れ味が違っていた。大きな幹が短時間で切り落とせた。目隠しのように中庭を覆っていた常緑樹が無くなると、驚くほど空間が変わる。今まで隠れていた木が、突然前に出て来る。オオヤマレンゲの葉が、明るく輝く。
日差しがいっぱいで眩しかった。(K)