2019年11月3日日曜日

悲しみを忘れよう


トワンが死んで一年になる。いつも彼のことが頭から離れずその存在をどこかに常に求めていたのは確かだ。忘れようとしても忘れられないだろう。その存在は僕らにとって喜びに満ちた美しくも貴重な体験だった。その生きた記憶から死別の悲しみを分離して捨て去ろう。記憶の中でトワンは生々と活動するのだ。これからも。

今日は2時間立ちっぱなしで画布に向かっていても疲れを感じなかった。最近はすぐに疲れて椅子に寄りかかっていた。この数ヶ月で一番楽に仕事ができたのが嬉しい。
地形図を描くように俯瞰した形で描こうとしたのだが上手くいかなかった。思い切って空を広くした。清々しい風が渡る。この方が良さそうだ。描けるものしか描けないな。(画)

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