2019年11月4日月曜日

ほんとうの明るさ

資質の中に善いものが隠されているのなら安心して飛べる。あとは飛んでから考えればいい。すでに行き先は決まっているんだろう。

ガハクが「こんなこと言うと嫌がるかもしれないけれど」と前置きするから何だろうと思って構えたら、「この子の体にも翼のような模様や形をいろいろ彫ってみたらどうかなあ。人間の形というのにこだわらなければもっと自由になると思うよ」とのアドバイス。もう以前の私じゃないので素直にやってみたら、確かに形がずんずん動き始めて、体がすーっと宙に浮いた。人の言うことは聞くもんだ。

アトリエの畑が山の動物たちに狙われている。猪の次は猿だ。里芋をたらふく食ったようだが、食べきれない分はそのままだった。彼らは持ち帰るということをしない。生き方がシンプルだ。内的な意識では私もそうやって生きていこうと思う。(K)


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