2019年11月5日火曜日

焦り

左端から伸びる木をいじっている。枝振りが気に入らない。質感にも不満がある。
もともとこの木は家族全体を覆い祝福するものの意味で描いたのだ。金色に光り金色の葉を振りまく。描きあげた当初はぴったりだと思ったのだが、今のこの絵に相応わしい形とは言えなくなってしまった。だから描き直している。質量が出てくると図形的なサイズが小さすぎる気がして来た。枝を伸ばしたり空間を深めたり…なかなか苦労だ。
発表を控えていないのだからのんびりやればいいと思うが、実感は逆なのだ。焦るような気持ちに落ち込むのはどうしてだろう。(画)




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