2019年5月17日金曜日

まずは足元から

アイデアが浮かんで来ると、楽しくなって他のことはすっかり忘れてしまう。そういう時はぜんぜん疲れない。 新しい形が見えて来ると、それを早く実現したくて休みなく彫っている。そういう時は眠くはならない。

彫刻のダイナミズムは凸面の連続だけではないんだ。隣り合う凹面の境目にできる線の繊細な陰影をうまく使えれば、石の量や厚みがなくてもダイナミックなストーリーは勝手に生まれて来る。これはレリーフで学んだことだ。線の切れ味で形の美しさは決まる。(K)


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