今まで見て来たガハクの自画像の中で、これは一番元気がいい。なんでもやれそうな顔をしている。体の中にエネルギーが詰まっている。こういう風に描けるようになったのは、熟したということなのか、削ぎ落とした結果なのか?実際に、今のガハクは、このようだ。ピンピン飛び跳ねている。
金魚を飼い始めたら、可愛くて仕方がない。私が家で石を彫るようになってからは、「僕らのこういう生活には犬はいた方がいいよ」とはっきり言い始めた。しかもガハクは密かに、あちこちの保護犬の団体を調査していたらしい。そして、ずっと私の決断を待っていたようだ。夕方になって、「登録しておいたよ」ですって♪
ついに犬を飼おうと思うまでに二人とも成長した。暗い闇から抜け出した。(K)