次々と死んでいく金魚に、「金魚って難しいんだねえ」と、ガハクと何度口にしたことか。4月の初めに大阪から取り寄せた11匹のコメットは、今は3匹しか生きていない。
気を取り直して、今度こそと思ってすぐお隣の群馬県のお店を見つけて、和金5匹を注文。添付されていた育て方通りにやっているからか、今のところ皆元気だ。
⇩これは今日届いた『おたま金魚』だ。前回と同じ群馬のチャームというお店から。しかし、開けてびっくり!太くて、丸くて、でっかいのが、お尻をふりふり泳いでいる。こちらの想像を遥かに超えていた。しばらくガハクとぼんやり眺めていた。金魚というのは、もっとスリムで、シャープで、キラリと身を翻して泳ぐものではなかったっけ、、、
「おたま」という意味は選別外という意味なのだそうだ。金魚の種類なのかと思っていたが、どうりで出目金もやたらに目がでっかいし、姿が不恰好なのか。
それでもじっと眺めていたら、だんだんこの子らの性格が見えて来た。みんな仲良しなんだ。一列に並んで泳ぐかと思うと、おしくらまんじゅうみたいに1箇所にぎゅっと集まって、ふりふりひらひらしながら話し合っている。太っているからすぐに死にそうもない。と言うか、こちらを楽しくさせてくれる。面白いもんだなあ、金魚の姿にすっかり気分が明るくなった。(K)