今朝「あの子は半ズボンにしたよ」と話していたので、夜になって見に行った。サッカー少年みたいだ。顔もすっかり変わっていた。
何かが外れていなくなると、新しい何かが入って来る。それまでは、どう足掻いても雰囲気というのはなかなか変わらないものだけれど、知らない間にじわじわと動いていたんだろうな。風がさらって行ったように 大きな絵が一気に変わった。
最近は、絵具練りもぜんぜん疲れなくなったと言う。体が丈夫になった。胃弱だった体質も変わった。この冬の寒さに耐えられれば、この変化は本物だ。ヤマユリの枯れた茎をハサミで切ったのが、ガハクの孫の手だ。先端が少し曲がっている。それで背中をコリコリ掻いている。背中にも筋肉が付いて、ガッチリして来た。(K)