2020年3月25日水曜日

鶯のトワン

今朝も鶯が鳴いた。いつも同じ鶯だ。ガハクだけじゃない、私がすぐ横を通っても構わず鳴き続けている。ひょっとして、あの鶯はトワンかも。

スエデンボルグの霊界日記によれば、犬や猫や動物たちは、人間とは違って死んだら全般的な霊に吸い込まれて行くそうだ。鶯の声を聴いていたら、その全般的という世界がじわっと見えて来た。タルコフスキー の病室に毎朝訪れてその手にとまった小鳥のことを思い出す。トワンが小鳥になるのは当然だ。時空を超えて行き来するには鳥になるのが都合がいいし、愛しいものが纏う姿としてはぴったりだもの。

尾羽が作る空間が見えて来た。ここが決まれば、周りも影響されて優しい形がどんどん広がっていく。(K)



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