2019年10月18日金曜日

花に立つ

この小さな人にずいぶんかかずりあっている。まだやりたいことが沢山あるからもうしばらく辛抱強く彫り続けるつもりだ。後ろの翼ももっと胸の奥深くに羽ばたいているように見せれると思う。じりじりとしか進まないから時には焦ったりするが、彫れば彫るほどシンプルで凛々しくなって行くからここで諦めるわけにはいかない。止められないのだ。自由とはいつまでも冒険させてもらえる状況を常に自分で作り出し続けることだと悟った。彼を支えているのは手の形をした花びらだ。花弁のように彫ろう。腕は樹木の幹のように。胸は森のように。そうすればこの子はもっと生き生きと飛び立つ。(K)


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