2019年9月13日金曜日

浮遊する心

腰の帯に差してある刀は鞘に入っている。刀身はフローティング状態にあるのだ。抜かれた刀は手で支えられ仕事が終わると又鞘に納まる。切っ先が鞘に入った瞬間から元のフローティング状態に戻る。居合では刀と体が一体になると言われているが、これもその一面だろうか?面白い発見だった。
 刀は鞘の中にあるからこそ小さな力で思い通りに動くのだ。浮遊状態にある精神=心もまた小さなきっかけで自在に動く。(画)


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