2018年12月17日月曜日

イメージの新しさ

絵具や筆の下から何が現れて来るか、それを見ようとする為の行為を「描く」という。そ例外の目的や意味は全て付随的なものでしかない。(純粋に)「描く」為には付随的な動機や目的は可能な限り捨て去られねばならない。
だから上手く描けないと感じる時は見えているものが上手く描けないのではない。
上手く描けたと感じるのは見ているものが上手く捉えられたという達成感にあるのではない。
イメージの確認ではなく、イメージの新しさを発見した時、画家は上手く描けたと思うのだ。常に新しいイメージがそこに出ていなければ「描く」ではない。(画)


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