Kとガハクのアトリエ日記
2018年10月4日木曜日
とおめいな意識
あの日突然わが家に現れた天使がまた元いた所へ戻って行ってしまうらしい。
寂しさをこらえて銅版に向かっていたら、脳裏に彼の姿が見えその背後に大きな広い空間が広がった。とおめいな意識がまたやって来たのだ。精霊の住む空間。
その意識が僕に絵を描かせてきたのだと改めて感じた。だから彼の生をずっと見守っていかなければいけない。
一人の画家が死んだという知らせが今日届いた。生前未発表の銅版画が載っていた。思わずそこに精霊を探した。(画)
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