2018年7月9日月曜日

光と熱

今日は子供たちに天体を描いてもらった。幼い子には太陽を、少し大きくなった子は星を、大きな子にはペンで月の陰影を精密描写。すべてを照らす太陽がいちばん元気でないと宇宙は暗くなるのだからと言われて、いや、言われなくてもこの子はぐんぐん描いたであろう。生まれてまだ間もない子の3枚目の絵の方が、いっしょに描いている私の絵より遥かに強く輝かしかった。赤と黄色の熱と光の融合、感情と知性は幼い子らの中では一致している。なのに、いつの頃からか、だんだん大人に近づくにつれて、言うことと為すことが分離するんだ。まだわたくしは『山のぞうけい』に来る子には信頼されているようだから、このまま前に突き進むことにする。(K)

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