画布と絵具を前にして、どういう絵を描くかどういう絵にするかと迷うことはない。そして俺にそんな絵が描けるかと不安になる必要もない。
絵に現れるのは画家の思想そのものだが怖がる必要はない。色や形が自分に対峙したとしても絵具は昔からの親友だ。発見の喜びをもたらすこともあれば、暗中模索の不安や冒険にどこまでも一緒に付き合ってくれる信頼できる友だ。
だから迷った時は常に彼らの力を借りればいい。(画)
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