2019年5月6日月曜日

トワンの眼

ずっと前のことでどういう理由でかは忘れたが、ある友人がタルコフスキーの撮ったポラロイド写真集を贈って来た。その時はなぜタルコフスキー?と唐突感があったのだけれど、載っていた写真には魅入られた。しかし当時はそのどこに惹きつけられたのか分からず終いだった。それが今少し明瞭な形で見えて来たように感じる。しかもそれはさらに(驚いたことに)ルドンやデューラーの精神性にさえ通じそうな何ものかなのだ。
死から見たこちら側、死者からの視線、永遠と呼べるような何か…「トワンの眼」だ。(画)


よく見られている記事