2019年3月19日火曜日

気持ちのいい色

「絵は男性的なものだ、イメージを明瞭に表す為に毅然とした方法で描かねばいけない、途中で思いついたものを付け加えたり消したり迷うような女みたいな描き方はダメだ」(ボナールを好きという妻にピカソが言った言葉)
そうかもしれないけど、そうだとすると晩年のピカソを含め近代のほとんどの絵がダメということになりませんか?マチスは、絵の構成上最初塗った色を変えねばならないことはちょくちょくあると告白している。
画家の言葉は多くの場合自己弁護でしかなかったりする。
体にいいと言っても不味いものを食べるのは楽しくない。美味いと感じることにはしっかりと意味があるものだ。
気持ちのいい色にも意味がある。そういう色だけを使えたらいい、今は気持ちのいい色を見つけたいと思っている。(画)


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