2019年1月14日月曜日

すばらしい「平俗」

印象派の絵についてのリードの記述が目に止まった。
「自然の“抒情”の完全な表現で、それはちょうど二流の詩のようなものだが、それなしではいられないほど甘美なのだ。しかし彼らが抒情を超え外面の美を超えて、あの偉大な様式のすばらしい“平俗”に達し得ないことはすでに明らかだ」
昼間ブレイクの水彩画の小さな荒れた図版を眺めて感心していたところだった。こいつはまさにピッタリだ、ブレイクこそ“平俗”そのものだと思った。「偉大な様式のすばらしい『平俗』」!
夜は『森』の絵の右下に植物を描いていた。(画)


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