2019年1月18日金曜日

描きやすさ

トワンのあの透明な眼差しを思いながら顔を描いた。でもその眼差し…目は描く対象としてなのか、それともその目から見たものを描くのか?
さてうまくいかないのはいつものことだが、こいつはいつものパターンで描いてるからダメなんじゃないかと思えた。
いつもの描き方、対象の光と影の分量を七三くらいにするとか、反映を入れたり入れなかったり…輪郭部は絵具を薄くしようとしていたり。こういうことは「描きやすい」からやっている。経験から結果が大体予想できる。それがそんなに悪くないと思っているからなのだが、だいたいほとんど無意識だ。そしてそれがパターン化する。
光と影の代わりに輪郭線で描いてみようと思い、ついでに輪郭部を一様に厚く絵具を塗ってみた。

誰でも今の自分を変えたいと思わないのかな。うまく行っているなら思わないだろうな。(画)


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