使っている緑色を少し変化させた。さらに赤みがかった青の領域をわずかに増やしている。色数はこんなもので充分だと思う。多色を自由に扱えるようになりたいという願望はあれども未だ実現できていない。
絵にはその見方に暗黙のルールがある。
例えば遠近法ーーー上に描いたものは下に描いてあるものより遠い、大きく描いてあれば小さく描かれたものより近い。
例えば明暗法ーーー明るい色は光、暗い色は陰、それでものが膨らんで見える。それはそう見えるというより見方のルールなのだ。
このルールは時代とか文化により決まっているのだ。だから時代や地域、文化により変化する。
色にもルールがあり、同じ色であれば同じもの、違う色であれば違うものとして先ずは見ようとする。いやそうでもないぞと思うのはその人の知識、経験度による。
画家はそういう認識の仕方(ルール)を利用したり対決したり妥協したり時には無視したりしながら絵を描く。(画)
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