2018年12月13日木曜日

小鳥たち

山に入ると鳥の声が近くに聞こえる。ギャーギャーとうるさいのはヒヨドリだ。人を警戒して鳴いているようだ。シジュウカラのような鳥は群で行動する。鳴き声が遠く近く、あちこちから聞こえ取り囲まれていると感じる時がある。今日は小さな影のようなミソサザイの姿を見た。
タルコフスキーが最期の時を過したパリの病室に毎朝訪れたという小鳥、それは彼に天界の光を伝えに来たという記述を読んだ。そうだ、確かに小鳥たちは天界に属している。
自然の中にいると事物は全てそこに在ると同時に別の次元の世界とも繋がっていると感じられる。むしろそうでなければ存在そのものがあり得ないと思えるようになった。(画)


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