2018年8月30日木曜日

底を磨く

今夜はウィリアム・ブレイクが思い浮かんだ。銅板を彫っている姿だった。彼にいつか会えるだろうか?仕上げの過酷さを物ともせずに最期まで勇敢に闘った人だ。

大理石の彫り方は誰にも学ばなかった。教えてくれる人は藝大にはいなかったからだけれど、どんな石でも石は石。これが仕上がったら次はレリーフも磨いてみよう。風景の底を磨いたらきっと人や木や動物がくっきり浮き上がって来て綺麗だろうな。

600番からは、水をかけながら磨いている。(K)


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