まず少し離れた位置から全体を眺め、次におもむろに歩み寄り、近距離からあちらこちらを仔細に見て、又離れ全体を眺める、そして次の作品に向かう。これが展覧会などで絵を見る基本的な態度だと言われた。(クスクス…ギャハハ)
ところで絵を見る正しい距離ってあるのだろうか?
あるマニュアル本に画布の対角線の4倍(?)が最適な距離だと書いてあった。(??クスクス…)
絵のそばにいなければ描けないが、仕上がり具合を見るのに少し離れて全体を眺める、ということはよくする。時に一筆入れる度に離れて見るということもある。その繰り返しで描いている。画家が広いアトリエを欲しがるのは自分の制作途中の大作を少しでも遠くから見たいからだ。
遠くから見たスーチンの絵の感動が、近づいたらどこかへ消えたという経験をした。あの場合は離れた位置が最適だったということか。
ある人に聞いたら絵によって違いませんかと言われた。うん、それがたぶんそれが正解だろう。(画)
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