黒御影石の磨きは、大理石の数倍時間と手間がかかる。力も要る。今やっと400番の砥石に入ったところだ。この後、♯600、♯800、♯1000、♯1500、♯2000までかけて、ピカピカにしてみようと思っている。大理石だと艶が出る手前でやめることが多いのだけど、これは太陽だからね、最高に輝いた方がいいだろう。
太陽には裏側がない。でも、彫刻には裏側がある。この裏側の炎はもっと太くて柔らかくて飛び出すような凸面で彫ろう。冬になる前には出来るだろう。
夕暮れが早くなった。足腰が冷えると筋肉が硬くなって突っ張ってくる。手彫り手磨きでやっているから、冬が来る前が勝負だ。(K)