2018年8月4日土曜日

雲に聞け

赤い光が野原に満ちているのが見えたので砥石を置いて外に出たら、アトリエのすぐ正面の山から大きな雲が湧き立っていた。いつも月が滑って行く山の端をこんな風に彩るなんて、なんて粋なんだろう。音もなく静かに過ぎる空のスペクタクル。あの雲の下は激しい夕立が降っているのだろうか?

未知の領域に踏み込む探検家は空を見上げて明日のことを雲に聞く。よし、行くぞ。(K)


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