2020年7月28日火曜日

言葉の力

ボルヘスがフォークナーのことを天才だと認めていたと知って、嬉しかった。他のことはどうでもいい。善いものが善いものとしてずっと在り続けることが、喜ばしいことなのだから。それは自分が作ったものでなくても一向に構わない。正しい言葉は、誰が発しても同じように伝わる訳じゃないのが寂しい。でもそんなことも気にするこたあないんだ。この人がそう言っているんだから聞こうじゃないかと思えるほどには、人間は育った。利口な人は騙せても、無垢な人を操るのは難しいぞ。そういう風に人間は出来ているんだ。子供は大人の言葉じゃなくて、顔を読むのだから。(K)


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