2019年6月3日月曜日

足袋と草履

やっと足元を描いた。足袋と草履、面白かったがこうして見るとやや頭でっかち?
同じモチーフを追求するのでも、マチスみたいにバリエーションの記録として作品が何枚も残るやり方と、ジャコメッティみたいに一枚をずっと追求するやり方と二つある。どちらかと言えば前者が多いと思えるが、多くの画家はその混合で制作しているには違いない。
描く時間の長短は絵の見え方に決定的な違いをもたらすかどうか…と言うよりも問題はどちらがいいか…
「速く描いて遅く描くのと同じくらいいい絵が描ける画家がもし時間をかけたとしたら、人類が未だ嘗て見たこともない優れたものができるかもしれない」とミケランジェロの美しい言葉。(画)


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