2020年10月1日木曜日

鮮やかに蘇る

 思い切って彫れるよりも、無駄に彫ることがなくなったのがいい。たとえ彫り過ぎてもそれは形を研ぎ澄ますキッカケになる。見えた時だけ彫っている。分かる所にノミを当てている。

「なんでお前はそんなに可愛いの?」とトワンの足を洗いながらよくガハクは呟いていたっけ。今日がトワンの誕生日だった。こうやって彫って行けば益々強く立ち上がって来て、やがてその謎は解けるだろう。(K)



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