2019年8月5日月曜日

凛々しさ

鼻梁を赤い色鉛筆で描いておいてしばらく眺めていた。目の窪みをそっと彫り、唇の一文字を刻んだら、どんどんいい顔になって行った。今まで見たことがない顔だ。こういう顔は古代に繋がる人たちの強い顔だ。この人が内に住んでいる人ならば、チャラチャラとしたこの時代にあっても振り回されることはないだろう。凛々しさとは真理を探求する熱意から出ている眩しい光のことだ。美しい人の霊的なスフィアには清々しいエーテルが溢れている。そういう人の傍にいるといい匂いがするんだ。(K)



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