2018年11月17日土曜日

樹の形

自然の中で生まれる樹形はその樹の環境に最適な形にできあがっているのだろう。それを人が剪定するとなると生花と同じでそこに人の美意識が入り込んでくる。抽象美の世界だ。しかしその美学はそもそも自然を観察しそこから感じ取った何かを元に生み出されたものではないか。
自然と美のどちらが先とは言わない。自然は神の領域、美は人の領域。神が先か人が先か…しかし実はそれらは入れ子なのだ。
樹を描きながらそんなことを思った。(画)


よく見られている記事